♪ 校歌制作 ♪

ピアノ
三草会 札幌看護専門学校校歌

昨秋、ご縁があり、この春札幌に新設される看護学校の校歌の制作を依頼されました。

私は作曲家ではないし、学校が続く限り残るであろう大切な校歌を作るなどという大役は無理無理・・・と当初は怖気づいていたのですが、自分の作品を沢山の人に歌ってもらえるなんて素晴らしいことだと思う、せっかく頂いたお話なのだしお引き受けするべきという周りの声に後押しされて手がけてみることにしました。

実は私は6歳から10年間、作曲のレッスンに通っていました。先生は東京芸大を出られた、とても優しい女の先生だったのに、私は作曲することが大嫌いで小さい頃は毎週レッスンの前日になると曲ができない!!と泣いて大暴れしては母を困らせていたのです(^_^;)
見かねて母が作ってくれた曲を自分で作ったような顔をしてレッスンに持って行ったこともしばしば・・・。

本当はモーツァルトやショパンのような美しい曲を書きたいのに、そのような楽曲がまるで湧いてこない自分が子供心にも嫌で、自分で作った拙い曲を誰かに聴かれるということをとても恥ずかしく感じていました。10年レッスンに通ったものの、最後まで作曲には馴染めないまま、先生にも「むじかちゃんは他の作曲家の作品を弾く時はとても活き活きしているのに、どうして自分の曲になるとこんなにぶっきらぼうで無表情になるの?」と言われてしまうような有り様。本当に先生にはやりずらい生徒で申し訳なかったなと思います。

話を校歌制作に戻しますが、今回校歌を作るにあたり、作詞を担当したDr.Cloverと相談しながら2パターン作ってみました。看護学校の校歌ということで、一つ目は医療者として関わるであろう人の誕生、闘病、死について綴った歌、2つ目は学校側から頂いたキーワードをほぼ全て盛り込んだ歌。最終的には2つ目の曲が採用となりました。

そして昨日、とうとう札幌市東区に「三草会札幌看護専門学校」が開校しました!

開校式では私の父が伴奏をし、一期生とご来賓の皆様が校歌を歌って下さったそうです。

ほろ苦い思い出しかない作曲という作業がまさかこの年になって役立つ時が来るとは思いませんでした。

メロディーはクラシックよりはポップスに慣れている子達のほうが多いだろうと想像しながら、できるだけシンプルで歌いやすいものになるように心がけました。

いつかこの学校を巣立つ学生達が沢山の病める人々を救い、癒やしを与える存在となりますように・・・曲の中にはそんな願いも込めています。

そしていつの日か、自分が病気になった時に、私、三草会札幌看護専門学校の出身です、あの校歌を歌っていました♪という看護師さんと出逢えたら嬉しいな。

音源は下記のサイトから試聴頂けます。

三草会 札幌看護専門学校校歌

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